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シダレザクラの枝が枝垂れる理由とは

シダレザクラやシダレウメ、枝垂れ紅葉などは
枝が扇のようにキレイな弧を書いて枝垂れているのが特徴で
昔からその樹形が愛されてきた木です。
庭やベランダにあると、風景が豊かになりますね。

そもそも、枝垂れ樹種の枝は、どうして枝垂れるのでしょうか?
木は本来、自ら樹体バランスをとりながら成長していきますが
その仕組みのひとつは、年輪の発達の仕方が異なるため、と言われています。

たとえば、強い風や傾斜地、雪などで一方向へ力がかかる場所では
広葉樹の幹では倒れようとする側と反対の年輪を発達させて
樹体を引っ張って支えようとします。

枝の重みも、年輪の発達で支えており
枝の断面の年輪を見てみると
枝の先では上部の年輪が広がるように発達して
枝を引っ張り上げています。

しかし、枝垂れる樹種では、こういった年輪が発達しておらず
枝の重みに耐えられずに枝垂れるものと考えられています。

枝垂れる樹種は、剪定せずに放置しておくと
下がった枝が増えて、木のふところが混み
風通しが悪くなって内側の枝が枯れてしまいます。

毎年の選定では、滝がだんだんに流れ落ちるような樹形を目指し
弧を描いて外側へ広がる枝を残し、まっすぐ垂れる内側の枝を間引いていきます。

姫路市、たつの市、加古川市、赤穂市エリアの造園工事や剪定は
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2021.11.19

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